昔の家が長持ちした理由とは?ごっざホームと一緒に学ぶ「気密と湿気」の基礎知識

最近の家づくりでは「高気密・高断熱」がよく話題になります。

一方で、

「昔の家って100年近く持っているよね?」
「昔の家の方が長持ちするんじゃない?」

という声を聞くこともあります。

では、昔の家はなぜ長持ちしたのでしょうか?

今回は、「気密」との関係も含めて、家づくりについて一緒に学んでいければ嬉しいです。

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昔の家は"風が抜ける家"だった

昔の住宅は、今の家ほど気密性が高くありませんでした。

・木製サッシ
・土壁
・すき間のある建具
・通気の多い床下や屋根

など、空気が自然に出入りする構造が一般的でした。

今の感覚でいうと、

「冬寒い家」でもあります。

でも、その"すき間"が湿気を逃がしていた

木の家にとって、一番怖いのは「水分」です。

・雨漏り
・結露
・湿気

によって木材が長期間濡れると、

・腐朽
・シロアリ
・カビ

の原因になります。

昔の家は気密が低い分、湿気が自然に抜けやすく、木が乾きやすい環境でもありました。

つまり、

「多少雨が入っても乾く」
という力があったのです。

昔の大工技術も、長寿命の理由のひとつ

昔の家が長持ちした理由は、気密だけではありません。

・太い梁や柱
・木組みの構造
・釘に頼りすぎない仕口・継手
・木の特性を理解した施工

など、職人の高い技術も大きな理由です。

例えば古民家では、現在よりかなり太い梁が使われていることも多く、構造自体に余裕があります。

また、「木は呼吸する」という考えのもと、湿気や木の伸縮を考えながら組まれていました。


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今の家は「気密が高い」からこそ設計が重要

現在の住宅は、

・冷暖房効率
・快適性
・省エネ

を重視し、高気密・高断熱化が進んでいます。

これはとても良いことですが、同時に、
湿気が逃げにくい家でもあります。

そのため、

・防湿
・換気
・通気層
・透湿

などをしっかり考えないと、壁の中で結露が起きることがあります。

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現在の住宅は「湿気対策」も進化しています

現在の住宅では、昔の家のように自然に風が抜ける構造ではなく、

・防湿シート
・透湿防水シート
・壁内通気
・高性能サッシ

などを組み合わせながら、湿気をコントロールする考え方が主流になっています。

特に外壁の内側には「通気層」と呼ばれる空気の通り道を設け、壁の中に入った湿気や熱を逃がしやすくしています。

昔の家と今の家では構造や考え方は違いますが、どちらも「木を長持ちさせる」という目的は同じなのです。

「高気密=悪い」ではありません

ここは誤解されやすいポイントです。

気密そのものが悪いわけではなく、

"湿気の逃げ道まで設計されているか"

が大切なのです。

現在の住宅は、

湿気を入れにくくする
入った湿気は逃がす

という考え方で作られています。

昔の家と今の家は、考え方が違う

昔の家→ 風を通して乾かす家

今の家→ 湿気をコントロールする家

という違いがあります。

どちらにも良さがありますが、現代の家づくりでは、

・気密
・断熱
・換気
・通気
・防湿

をバランス良く考えることが重要になっています。

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昔の家が長持ちした理由の一つは、「木が乾きやすい構造」だったことです。

さらに、

・太い梁や柱
・木組み技術
・職人の経験
・木を生かす構造

など、日本の伝統的な建築技術の高さも大きく関係しています。

現代の住宅は性能が大きく向上していますが、その分、湿気対策の設計や施工がとても重要になっています。

家づくりについて勉強していると、
「断熱」だけではなく、

・気密
・通気
・湿気
・経年変化

など、さまざまなことが関係していると感じます。

昔の建築技術と、現在の住宅性能。
どちらにも学ぶことが多く、家づくりの奥深さを日々感じています。

これからも、学んだことを分かりやすくお伝えしていければと思います。

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